2015年12月31日木曜日

【普通の脱出レポ】サンマリノ城からの脱出、ある現金輸送車からの脱出【SCRAP】

Dashtzersの「顔」ともいえるマッゾ博士HAMの両名が2次元の世界に旅立ってから随分経った気がしますが、 歳末の候、この度久し振りにマッゾ博士、HAMの二人が一時的に3次元空間への帰還を許されたので、 早速この機会に戦いの舞台をセッティングして参りました!

まずはこちら。

リアル脱出ゲーム×ルパン三世
サンマリノ城からの脱出
マリーアントワネットの首飾りを盗め
サンマリノ城のどこかに眠る「マリー・アントワネットの首飾り」。 新米泥棒のあなたはその首飾りを手に入れるため、ルパン三世と共にサンマリノ城に忍び込んだ。 しかし、その首飾りを手に入れる為には、城内にそびえ立つ三つの「鍵の塔」の最上階に隠された暗号を解き明かす必要があるという。 過去にその暗号を解き明かした者はおらず、サンマリノ城は、世界で最も難攻不落な城と泥棒達の間で噂されている。 あなたとルパンが城内に足を踏み入れたその瞬間、鐘の音と共に全ての扉が閉ざされてしまう。 どうやら銭形警部が仕掛けた罠が発動したようだ。 銭形警部が到着するまで残された時間はわずか1時間。 あなたはルパン三世と協力して首飾りを盗み出し、このサンマリノ城から脱出することができるだろうか。



ルパン三世とのコラボ、「サンマリノ城からの脱出」! 私ぐらいの世代だと、子供の頃テレビで観ていた記憶がありますが、若い人達はどの位知っているのでしょう? 自分が子供の頃から活躍していたルパン達と協力してお宝を盗み出す、なんてことができちゃうのもリアル脱出ゲームの魅力ですね。 

今回の新米泥棒チームは、マッゾ博士HAMメソドロジーサーC3PO、ワトソンの6人。 まとめ役のひでよしがいない、なかなかのカオスが予想されるメンバーです。 

しかしさすがの私も公演前にカオスが訪れることは予想していませんでした。


HAM、大遅刻。


ああん?

あのさあ、久し振りだからってちょっと緩みすぎじゃねえの? 

ヒミツキチ型のリアル脱出ゲームっちゅうのはさあ、開始前になんか、いろいろ設定とか書かれた紙をねえ、 す~みずみまで読み込んでおきたいわけぇ。
わかるでしょお? もう何回も来てるんだしさあ。

そのためにね、早めに入場しときたいわけよお。 

それをさあ、お前さあ、20分も遅刻ってさあ……やる気あんのお? 

もしマジギレッチがこの場にいたら、お前(自粛) 


開始ギリギリに入場するも、半ギレ気味のメンバーをメソドロジーがなだめるという (てゆうかメソドロジーも遅刻してたよな……? ^^#)一触即発のピリピリした空気の中、公演がスタート。


ん~~~~~~~~ルパン・ザ・サーーーーーーーー!!


なんだかんだで謎解きが始まってしまえばブランクを感じさせない動きで順調に進みます。 

HAM「あっ、わかった!」
サー「(これ多分、分かってないやつや……)何だ、言ってみろ」
HAM「○○をxxするんですよ!これ絶対使いますよ!」
サー「(これ絶対関係ないやつや……)よし、試してみるんだ」 

HAMさん相変わらずで安心しました。

まとめ役がいないながらも、皆で情報を逐一確認しながら着実にサンマリノ城を攻略。 そしてほぼ律速もなく最終解答に到達、無事にサンマリノ城から脱出成功しました! 今回、いつものヒミツキチの公演とやや違ったスタイルで最初から面白い仕組みがたくさんあり、 とりわけ大謎の仕掛けは見事としかいいようのないものでした。 ルパンとのコラボ感も随所に現れており、大満足の公演でした!

そしてルパンは超格好よかった!

こうやって原作の魅力を再認識させてもらえるのも、コラボもののリアル脱出ゲームならでは。 無性にルパン三世のアニメを観たくなってきたので、今度ビデオでも借りてこようかと思います!


というわけでキレ気味だったメンバーの気分も上々、ようやく笑顔が戻ります。 しかしこの日の戦いはこれで終わりではありません。 この後、場所を渋谷道玄坂に移動して、今年最後のリアル脱出ゲーム「ある現金輸送車からの脱出」に挑戦なのです。


20min. リアル脱出ゲームvol.3
ある現金輸送車からの脱出
20分で、大金を取り返せ!
大変だ!!!巨大な悪の組織レッド・ピカデリー軍によって 大金を運ぶ現金輸送車が乗っ取られてしまった!!! あなたは、そんな瞬間を目にした勇敢なポリス。 乗っ取りを阻止するべく、気がつかれないように荷台に忍び込んだ。 現金輸送車はもの凄いスピードで敵のアジトに向かっており あと20分足らずで目的地に到着してしまう!!! あなたの任務は、大金ごと現金輸送車から脱出し、取り戻すこと。 敵のアジトまで20分。あなたは大金を守り抜くことが出来るだろうか!?


ヒミツキチラボの20min シリーズ第3弾。 このシリーズ、個人的にはかなり因縁があります。 というのも、2015年に入って唯一の脱出失敗が20min前作の「あるハイジャックからの脱出」だったのです。

ぐぅっ、忌々しい……!! 

とはいえ、「ある実験室からの脱出」も「あるハイジャックからの脱出」も20分という短い時間ながら非常に完成度が高く、密度の濃い公演でお気に入りです。

今年最後のリアル脱出ゲーム、リベンジせずに新年を迎えることなど許されない!!

しかしここでちょっとした問題が。 サンマリノ城に参加したメンバーがそのままラボに向かう訳ですが、現金輸送車からの脱出は4人チーム。 つまり、6人のメンバーを4人+2人に分けないといけません。

こんなときは、そう……厳密あみだくじの出番です! 

その結果、私(サー)とC3POが二人チームになるという事態に……!? 

サー「いや、待てよく考えるんだ……あくまで今の結果は4人+2人という分け方を仮定した場合の話。 3人+3人の可能性を我々は熟慮しただろうか?」
メソ「自明ですね」
サー「そうですね」 

基本DashtzersはDashtzers同士でしか通じない特殊な会話法に慣れきっているので、 一般の方とのコミュニケーションが成立しない可能性があります。 有り体にいえばコミュ障ですね。なので考えるまでもなく、Dashtzers3人+一般の方1人というのは、 その一般の方に対して余りにアレなので、その選択肢はないのです。 私自身も人のことは言えませんが、特にC3POはエキセントリックな人物なので、 下手をすれば会話が通じず大事故になる可能性も…… 

とはいえ初対面の方と協力して謎を解くのもリアル脱出ゲームの醍醐味の一つ。 我々二人と同じチームになったのは、謎解き経験は少々、といった感じの2人組でした。 幸い、話しやすい感じの雰囲気で大事故は避けられそうです。 隣のテーブルにはマッゾ博士ら4人組がいるので、負けられません。 

今回の公演、謎解きのスタートから面白い仕掛けがあり、なかなか焦らされます。 もともと20分ということで、テンポよく進めて行かないとあっという間にゲームオーバーになってしまう緊張感があり、 いかに焦燥感を御するかが重要なポイントになりそうです。

それなりにうまく協力して進んだと思いますが、それでも全て解き終わったときには残り時間は結構ギリギリでした。という訳で、何とか脱出成功!なかなかの緊張感と盛り上がりで、個人的にはかなりお気に入りの公演です!マッゾらのチームも成功ということで両チームとも脱出成功という、 1年の締めくくりに相応しい、素晴らしい結果でした。

これで20minシリーズ3作とも体験しました。 「ある実験室からの脱出」が初作にして洗練されすぎていて、後作はどうなるんだろうと思っていましたが、 ハイジャック、現金輸送車ともにきっちり別ベクトルの面白さを持ってきたな、という印象です。 20分公演はとにかく時間がなくて焦るので、解き終わった時にどっと汗が噴き出す感じがしますね。律速厳禁!


というわけで2015年のリアル脱出ゲームライフはこれにて終了。 次は2015年のまとめ記事を上げたいと思います。



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