・7号(■■■■■■■■IV世)
オオカミのお腹からの脱出
あなたは大人になった赤ずきんちゃん。あの出来事から20年…再び出会った2人。
しかし、オオカミさんの様子がおかしい?
まさか…原因は……ワタシ!?!?!?
20年前の忘れ物を回収するために、この小さくなる薬を飲んでもう一度お腹の中へ突入だっ!!
薬の効果が切れるまであと45分。
さあ、あなたは忘れ物を見つけ出すことは出来るのか?
ちょっと待ってほしい。
確かに、Dashtzersの戦績は安定してきている。 最近のSCRAP新作ラッシュは成功続きで、念願のアジト系や大会場での脱出成功も果たした。 チームとしての力は確実に上がっている。
ただ、敢えてここは正直に白状しよう。
実は私、クロスワードぐらいしか解いた記憶がない。(真剣)
優秀な他メンバーのご相伴にあずかる形で公演に参加し棚ぼたの勝利を拾ううち、 いつの間にか(誰でも解ける)クロスワード担当というポジションに落ち着いてしまっていたのだ。
功名心は不要。 それがかつて 大井競馬場 で得た教訓。 そういう意味ではクロスワード担当は縁の下の力持ち的な、立派なーーそう、実に立派なポジションなのだ。
んなこたねーよ
と思いましたか?思いましたね? いいでしょう、それに対する私の答えは以下の通りです。
ごめん
序盤のクロスワードは約90%の確率で後で再利用しますから、重要なのは事実です。 しかしだからといって各自が今のポジションに甘んじているうちは、チームとしての更なる高みを目指せないでしょう。
そんな訳で「クロスワード担当の反逆」というテーマを自分に課して、 ちょいちょい敢えてチームでなくソロで参加したりしているのですが、 その流れで今回は関西方面で話題の常設型店舗、時解(Toki Toki)escape cafe に行って参りました。
カフェには脱出Roomが2つあり、それぞれ最大6人組、制限時間45分のいわゆるアジト系の脱出ゲームです。 2ヶ月程度のスパンで公演内容が入れ替わるようなので、近場に住んでいる人であれば定期的に楽しめるようになっています。 東京ではなぞともカフェが終了してしまったので、 こういう数ヶ月毎に内容の入れ替わる常設型店舗の存在は羨ましい限りです。
今回挑戦したのは「オオカミのお腹からの脱出」。 赤ずきんという題材に可愛らしいイラストで、興味を惹かれていた公演です。 同じ回に参加したのは、謎解きは初めてという女性お二人。私を含めて3人での挑戦です。
先にも書いた通り、ちょくちょくソロもしくは数人で参加したりもしているので、 初対面の人とチームを組むこと自体にはそれほど不安はありません。 たださすがに、謎解き経験者が私一人だけ、という状況は初めてだったので多少のプレッシャーを感じます。 しかも、当の経験者であるところの私は、その実ただのクロスワード担当なのだ! まあ脱出成功の可否には拘らず、初心者の方に楽しんで頂けるようまったりやろう、 と開き直ってプレイすることにしました。
雰囲気としてはアジト系、広さはSCRAPのアジト系よりはやや狭く、なぞともカフェのCUBEよりは広めという感じでした。 私の方は状況を整理しながら、比較的分かり易そうな問題をチームの方にお願いしつつ 他の問題を解くという感じで……うまくいっていたかどうかは分かりません(笑)。 幸いなのは、探索要素は比較的薄めなので、役割の分担がし易かったことでしょうか。 また、参加メンバーの経験度にも依るのかもしれませんが、 スタッフの方が折りをみてヒントをくれました。 これは初心者の方にとっては嬉しい気遣いだったと思います(自分にとってもね!)。
…とまあ偉そうなこと書いていますが、所詮はクロスワード担当、私もそれほど余裕がある訳ではなく、 結局本気であたふたしていただけのような。 幸か不幸か、私が全力で解いたところで、初心者が置いてけぼりになるほどのスピード感もないので、 まあ最初から本気でやれっていう話ですね。 徐々に慣れてきたのか、後半のキーとなる謎では初心者の方の閃きが冴え渡り、 無事脱出成功しました!
振り返ってみると、バランスのよいオーソドックスなアジト系謎解きという風情でした。 決して簡単という訳ではなく、しかし理不尽な訳でもなく、特に後半は面白い仕掛けがいくつかあり、 初心者も経験者も十分楽しめる内容だったといえると思います。 実際、一緒に参加した初心者二人組の方もとても楽しんでいた様子で、経験者の私としても嬉しかったです。 (←謎クラスタみたいな思考)
時解escape cafeでは既に終わった公演もいくつかあり、またこれから始まる新しい公演も数ヶ月で入れ替わるようなので 全部に参加できないのが残念といえば残念ですが、 関西方面に出向く用事があれば是非とも予定にねじ込みたい場所です。
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