2015年9月21日月曜日

約束の地での再会【海外脱出レポ前編】

2015年8月 ドイツ某所

「え、ノーキンワトソンも来るのか…。」
ポーランドの首都、ワルシャワへの出張の準備をしていたマッゾは良い事を思いついた。
「脱出できるじゃん!」
空き時間に彼らと脱出ゲームで遊ぶ計画を立て、予約をし、彼らにメールを送りつける。

約束の地ポーランドで、また会おう。

2015年9月某日

マッゾノーキンワトソンは特にドラマティックな事も無く約束の地ポーランドで再会を果たした。

現在の時刻は18時半。
脱出の予約が20時からだったので、腹ごしらえをしてからお店に向かうことに。
マッゾ「ここのお店はどう?」
ワトソン「ここは昨日来たけどイマイチでした。」
「しかもノーキンが怒られた。」
マッゾ「えwww ノーキン何やってんのwww」
ノーキン「チップを払い忘れました。」
日本にはチップの文化が無いので戸惑うことも多いですよね。にしても店員の怒りを買うとは、さすがノーキンの引きの強さである。
ここは…カフェか。ファストフードかぁ…。
結局、どこにする?どこにする?って言いながら30分弱経ってしまう。
適当に心を決め、大通りのレストランに入り、注文をする Dashtzers 一行。
ワルシャワのレストランでは、ウェイトレスがセクシー系の衣装を着ている事が多いようです。
伝統的衣装を観光客向けにアレンジしたものでしょうか(?)、胸の露出度が高めの黒とピンクのかわいらしいドレスです。
「料理は20分したら出来るから待っててね。」
あ、しまった。脱出ゲームに間に合うのか?
暫く待てども料理が来る気配が無いし、周りのテーブルにもビールしか運ばれてこない。
これは30分以上待たされるパターンじゃないか???
10分で食べてもバスだと間に合わないとか、タクシーで行こうかとか、何人か先に行ったほうがいいか、とか話し合い、とりあえず脱出ゲームのお店に遅れそうだという趣旨のメールを送る事に。
『給仕の遅いレストランからの脱出』というリアル脱出ゲームが始まっていたかのよう。
そうしている内に、ようやく料理が到着し、食べ終わる前にお会計をお願いし(笑)、急いで食べて店を出る。
ちなみにマッゾが食べたのはキャベツとソーセージ、他の三人はバーガーを食べました。

この時点で19:50。
グーグルマップによると、徒歩で約40分。バスで約20分。
タクシーはちゃんとした会社のじゃないと危ないよね…。
バス停はこの辺にあるはずだけど見つからないね…。
何をどう間違ったのか、走っていくことに←
走って30分で着けば20分遅れだけど、ギリギリ許容範囲じゃない?という謎の論拠でグーグルマップを頼りに走り出す四人。

最初は快調だったものの、大きな橋に差し掛かり、早速心が折れる。(ちなみに行程の半分にも達していない。)
ここで一旦電話を入れて、遅れていっても参加できるのかを確認することに。
すると、一コマ送らせて21:30からの回にしてくれるとのこと!
しかし、終わりが23時頃となると帰りが危険じゃないかという話になり、この期に及んで行くか行かないかという議論が勃発。
また、バス停無いなぁと思っていたら、グーグルマップに表示されていたのは地下鉄だったので無くて当然だった事が判明。何たるぐだぐだぶり。
後で調べて分かった事は、(脱出ゲーム店舗がある)橋の向こう側はリアルに治安が悪い地域だったということ。
結局、ホテルまで戻って信頼できるタクシーを呼んでもらい、帰りもそのタクシーに迎えに来てもらう事にしました。
ただし、身の安全を最優先したワトソンはここで離脱。

タクシーで15分ほど走り、目的の場所に到着。
辺りは明かりも殆ど無く、怪しい雰囲気。
三人の目の前にはネットで見た脱出ゲームのロゴがあるものの、何故か店の窓は覆われていて中を覗けない状況に疑念を禁じ得ない。
ノーキン「これやばいですよね。」
「本当に監禁されて人身売買されちゃうんじゃない?」
マッゾ「考えすぎでしょ、脱出ゲームが好きな人に悪い人はいないよwww さぁ、行こう!」

ワルシャワの闇に消えた三人の運命は如何に!?

次回、Dashtzers blog、
約束の地ワルシャワからの脱出」
お楽しみに!!

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