・2014/12/23, 原宿ヒミツキチオブスクラップ
・3号(HAM)、 4号(メソドロジー)、 5号(マジギレッチ)、 6号()、 7号(サー・マーガリン・KIZUNA)、 11号(C3PO)
原宿ヒミツキチオブスクラップ第14弾リアル脱出ゲーム
宇宙怪獣からの脱出
ヒーロー養成学校3年B組出撃せよ!!
あなたは、変身すらまともにできない見習いヒーロー。
正義の味方になるためにヒーロー養成学校”A.U.アカデミー”で日夜訓練をしてきた。
しかし、卒業試験当日に突如現れた宇宙怪獣ズグラードン。
現役を退いた教官ヒーローでは太刀打ち出来る相手ではない。残された希望は3年B組ヒーロー学科の生徒だけ。
怪獣到着まで残された時間はわずか60分。
あなたは無事正義のヒーローに変身し、宇宙怪獣から街の平和を守る事ができるのだろうか。
(!!注!!今回の記事はBrainWarsネタが大量に含まれます。ご理解の程よろしくお願いします。 また以下のストーリーは実際の公演内容とは一切関係ありません)
「右の次は左、下の次は上…自明ですねえ!」
ズグラードンの尻尾による薙ぎ払い攻撃を軽やかに躱しつつ、得意のフリックマスター攻撃を決めるメソホワイト。
「青の次は赤だろ。ロジカルに考えて」
ダウトカラーなら右に出る者はいない。 ダイヤモンドブルーの冷静な読み通り、ズグラードンが色とりどりの怪光線による攻撃を仕掛けてくる。 しかし当たらなければどうということはない!
「多分、これのはず!」
HAMイエローが適当に通ったセイフティパスにあった爆弾の一つが偶然ズグラードンの急所をとらえる。 しかしズグラードンも巨体の割に俊敏な動きを見せ、なかなか的を絞らせない。
一瞬でも隙を見せた方がやられる…戦いは佳境に入ろうとしていた。
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原宿の街にズグラードンが出現したとの一報を受けたのは、 クリスマスを目前に控えた冬の日だった。 そう、何を隠そう我々Dashtzersは、人の世に仇なす悪の怪獣を日々懲らしめては 街の平和を守り続けている正義のヒーロー見習いだったのだ。
みんなには内緒だよ!
原宿の危機に立ち上がったのはこの6人!
「時は来たれり…!!」 KIZUNAブラック。
「ズグラードン討伐…? 自明ですねえ」 メソホワイト。
「ぶん殴ればいいの?」 マジギレグリーン。
「全然ダメだね」 ダイヤモンドブルー。
「タチブロ更新しました」 しーさんライトグリーン。
「生です」 HAMイエロー。
なんか…色のバランスが微妙。とにもかくにも、原宿の命運は我々、律速戦隊Dashtzersに托されたのだった!
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「今だ、しーさん!」
「了解です」
しーさんの特技、タッチ・ザ・ナンバーが火を噴く!
「1,2,3,4,5,6,7,8,9! 1,2,3,4,5,6,7,8,9!! 1,2,3,4,5,6,7,8,9!!!」
目にも留まらぬ超速連打攻撃! しかしズグラードンの耐久力も並大抵ではない。口から吐いた炎で反撃する。 一進一退の攻防の中、しーさんが選択したのは…スピニング・ブロックだ!
「しーさんのスピブロだと…!」
「こっちだ!生で見れるぞ!」
しーさんの運指を一目見ようと何故かギャラリーが集まってきた!
「90度回転! 180度回転! さらに反転!」
しーさんの豪腕によりズグラードンの巨体が上下左右に回転、 無防備な体に狙いすました攻撃を加える大技だ。
「これは、まさか…」
「出るか、夢の1800点!?」
まさにあと一撃というところまでズグラードンを追いつめた時…
「消えた!?」
一瞬にして、ズグラードンの姿が消える。 次にその姿を視界に収めたとき、ズグラードンは遥か遠くで逃走モードに入っていた。
「まさかあいつ……離脱厨!?」
説明しよう!離脱……それは対戦中、旗色が悪いと感じたら意図的に通信を遮断し、勝負をうやむやにする姑息な行為…!! ちゃぶ台返し…!!
「まじ、なんなのあいつ!!」
沸点の低いマジギレッチがマジギレ寸前だ!! そして…ダイヤモンドブルーはその様子を見てニヤニヤしている。
「落ち着け、マジギレッチ!これもやつの作戦のうちだ!」
静止にも聞く耳を持たず、ズグラードンへ向かって全力で突進するマジギレグリーン。 しかしそこを待ち構えていたズグラードン、振り向き様に溜め込んでいた火炎を噴射する!
「さらば、マジギレーーッチ!!」
しかし次の瞬間我々が目にしたのはこんがり焼き上がったマジギレの無惨な姿……ではなく、 顎にマジギレ右フックを受け膝から崩れ落ちるズグラードンのピヨリ姿だった。信じられないことに、マジギレグリーンは傷一つ負っていない。
「そうか…課金!離脱には課金で対抗…!!」
そう、ズグラードンの火炎放射攻撃により一度は死んだマジギレグリーンだったが、 課金によりライフを回復していたのだ。金によるゴリ押し……さすがマジギレグリーン!
しーさんの波状攻撃の上にマジギレッチの鉄拳制裁を浴びたズグラードンはもはや虫の息。 なおも立ち上がる意志を見せるズグラードンに、マジギレッチがとどめの一撃を加えんと歩み寄る。
「待て」
私はそんなマジギレッチを手で制した。怪訝な表情を浮かべるマジギレッチ。
そのとき、どこからか空き缶が飛んできた。空き缶はズグラードンに当たり、乾いた音を立てて地面に転がる。
「ギルティ!」
気がつくと、荒廃した戦場を一般のギャラリーが取り囲んでいた。
「ギルティ!」
「ギルティや!」
そして、次々とギャラリーからズグラードンに向かってゴミが投げつけられる。そう、彼らもまた勇敢なBrainWarriorなのだ。
「ギ・ル・ティ! ギ・ル・ティ! ギ・ル・ティ!!」
期せずして巻き起こった大合唱と投げつけられるゴミの中、呆然と立ち尽くすズグラードン。 これは離脱行為に対する断罪…!
「聞こえるか、ズグラードン…!これが非難というものだ」
地球人の言葉は解さずとも、罵声の意味するところは本能的に届いたのか、 ズグラードンの様子には見るからに動揺が見てとれた。
「本能のままに暴れるだけだったお前には難しいかもしれない。だが、もしこのWarrior達の罵声がKOKOROに響いたのなら……きっとお前はまだ強くなれる」
ズグラードンは一度だけ雄叫びを上げた後、背中を向け…故郷の星へと帰っていった。 その背中に感じた哀愁は、もはやただ暴れるだけの怪獣のそれではない。 「恥」という概念を身につけたあいつは、一段高い知性を持った生物へと進化したのだ。
「いいのか、サー。次に戦うときのあいつはとてつもなく強いぞ」
「いいんだよ。あいつだけじゃない」
私はズグラードンの故郷の星を見上げて言った。
「強くなるのさ。俺たちも」(音量注意)
ドゥールルルル↑ルッ↑
ドゥールルルル↓ルッ↑
ドゥールルルル↑ルッ↑
ダッ♪ダッ♪ダッ♪ダッ♪
ドゥールルルル↑ルッ↑
ドゥールルルル↓ルッ↑
ドゥールルルル↑ルッ↑
ダッ♪ダッ♪ダッ♪ダッ♪
ドゥールルルル↑ルッ↑
ドゥールルルル↓ルッ↑
ドゥールルルル↑ルッ↑
ダッ♪ダッ♪ダッ♪ダッ♪
ドゥールルルル↑ルッ↑
ドゥールルルル↓ルッ↑
ドゥールルルル↑ルッ↑
ダッ(だっしゅほーい)
出演
HAMイエロー:HAM
メソホワイト:メソドロジー
マジギレグリーン:マジギレッチ
ダイヤモンドブルー:
KIZUNAブラック:サー・マーガリン・KIZUNA
しーさんライトグリーン:C3PO
ズグラードン:ズグラードン
主題歌「Dashtzersのテーマ」
作曲:マッゾ博士
作詞:マッゾ博士、サー・マーガリン
協力
Dashtzers
「馬鹿もん!!」
教官に怒られた。
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