2014年4月13日日曜日

【マッゾ博士の秘密の回顧録】求道者の旅は終わらない その1 ~本屋迷宮からの脱出~

リアルゲームブックシリーズ vol.1
本屋迷宮からの脱出
この小説の謎を解くのは、あなた
高名な推理小説家、ベラージオ氏の待望の新作が発表され あなたの元にも、その小説が届いた。 そこには一言添えられていた。 「どうぞこの本は、指定の場所で読んでください。」 指定された場所は、小さな怪しげな本屋。 店内へと一歩足を踏み入れたその瞬間... 「ようこそ、本屋迷宮へ」 その言葉とともに、重い扉の鍵が閉められてしまった。 「これは、氏の最高傑作にして最も危険な小説と言えるでしょう。  この本の謎を解くのは、本を手に取った、あなた自身なのです。」 どうやら、この本に隠された謎を解き明かさないと ここから出ることは出来ないらしい。 世界一危険な推理小説の謎を、君は解く事ができるだろうか?


メソッ道。

あらゆる謎を類型化し、知識の集積により真実を見出す手法―メソッド―。
それを洗練させ、体系化させたものが、メソッ道だ。

実のところ、私はあまりメソッドという考え方が好きではない。
謎を分類し、分析し、既知の解析手法と結びつけ、機械的に解くという行為、
そこに未知の謎に対するトキメキがあるだろうか。

律速の無い世界。メソッ道の目指す理想郷だ。
しかし、律速を突破していくことこそ、謎解きの醍醐味ではないだろうか。


マゾッ道。

あらゆる苦しみを快楽へと昇華させる技法、またそれにより愛情を深く確認する方法。律速により焦らされ、焦らされ、そして最後に閃いたときの快楽は測り知れないものである。律速のない世界では、謎解きの醍醐味である快楽も失われてしまう。

マゾッ道は、神道や柔道と共に、古来から探究されてきた人類普遍の営みの一つであるが、青少年の健全な育成を妨げる可能性があるとの懸念から、関連する文献は悉く「禁書」扱いされてきた。

そんな禁書の一つ、「魔像禁書」を求めてマッゾは旅に出た。

「ここが、魔像禁書エムラッドが隠されているという噂の本屋か…。」

どうやら高名な推理小説家、●ラー●オ氏の新作も取り揃えてあるらしい。
店に入り、フロアを見渡す。一見して、1Fは何の変哲も無い本屋に見える。
と、その時。店の扉が閉鎖され、マッゾは本屋迷宮に閉じ込められてしまった!




そんな訳で、昨年行ってきた漫画迷宮のレポです。
結果から言うと、恥ずかしながら脱出失敗。
敗因は先入観に囚われたことかなぁ。

公式に解説が載ってます。

さて、会場となった書泉グランデは、色々なフロアがあり、一日中時間を潰せそうな感じでした。
例えばミリタリーの本のコーナーなんて、そんじょそこらの本屋にはありませんよね。

7F イベントスペース
6F 鉄道
5F ミリタリー・車・バイク・バス
4F 精神世界・宗教・歴史・哲学・思想
3F ゲーム・ホビー・映画・音楽
2F 自然を楽しむ・数理科学・地球科学・語学・旅行
1F 新刊・話題書・文庫・新書・文藝書・ビジネス書
B1 スポーツ・格闘技・アイドル

ちなみに、魔像禁書は取り扱っていませんでした。
魔像禁書を追い求める旅は、次回へつづく!


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