・1号、4号、 6号、7号
(この記事は、■■■■■■■■III世の記憶を■■■■■■■■IV世がまとめたものです。)
東京リアル脱出ゲームvol.13
魔法禁書エンラッドからの脱出
あなたは優秀な魔法使い生死の均衡を壊す黒の魔法使いと長い戦いを続けていた
勝敗が決するその時
絶命前の悲鳴と共に発せられた最後の呪いにより
あなたは魔法禁書エンラッドに閉じ込められてしまった
脱出する方法はただひとつ
すべての謎を解き明かし
魔法禁書エンラッドに奪われた力を取り戻すこと
真実の力を取り戻し、あなたはこの本から脱出することができるだろうか
福岡ドームで負った心の傷も癒えぬまま、次なる目標に向けて気合いを高める私、■■■■■■■■III世。 先代マーガリンの魂は、私に受け継がれている。 それ故、先代の脱出に懸ける思いは百も承知だ。しかしその上で、敢えて言わせてもらおう。
先代はクソであったと。
私ならあのような初歩的なミスは犯さない。それを証明してみせよう。 この「魔法禁書エンラッドからの脱出」によって。
Dashtzers初の謎解き遠征冬の陣「福岡・宮古島編」が決行されたのは2月の中旬でした。 参加メンバーは1号、4号、6号、7号の4人。 (ちなみに2号、5号、9号、10号の4人は宮古島のみの参加でした。) 博多アジトの謎の部屋、福岡ドーム、宮古島と3連戦で快勝の予定が、 まず90分の飛行機遅延により、謎の部屋参加不能のトラブル、そして福岡ドームでは華麗に爆死。 宮古島の「封印された島からの脱出」こそ問題なく成功したものの、遠征の戦果は正直微妙なところ。
特に巨大神殿、ドーム球場など大会場系の謎解きに悉く失敗している我々。 どうも足を使って手掛かりを集めるタイプが苦手なようです。 序盤のヒント集めに焦る余り、肝心なところを見落とすという実に愚かな過ちです。 あとはフィジカル面での不安。肉体的に疲労が溜まると、思考力も低下しますからねえ。
そういう訳で、今回のエンラッドは大会場とまではいかないまでも、そこそこ広い会場での謎解きということで、 苦手分野であることが予想されていました。しかしだからこそ、必ず成功してこの苦手意識を克服しなければなりません。
しかし早くも私達の行く手に暗雲が立ちこめます。 まず5号マジギレッチがソロで突撃して失敗、続いて3号 HAM、 9号ノーキン、11号 C3POの3人が挑戦、またしても失敗という クッソだらしねえ報告をしてきました。
喝だこれぇ!
もちろん、他人事ではありません。謎解きクラスタの間では比較的簡単と言われている今回の公演、 Dashtzersのメンバーが全滅しようものならこのブログは閉鎖しなければなりません。 ということで慎重を期して、今回はリベンジの意味も込めて福岡ドームと同じメンバー、 1号、4号、6号、 7号の4人で挑むことにしました。
何せ今回はブログの存続が懸かっています。 さらに万全を期すため、私7号は会場の下見にと、予め一人でマジクエストを体験してきました。 種族は邪気眼らしくシャドー。クエストを2つばかりこなして、ダズル・ルーンとミュージック・ルーンを手に入れてきました。 小学生ぐらいの子供や家族連れ、カップルが大半を占める中、いい年のオッサンが一人で杖を振り回している姿は さぞ滑稽に違いないでしょうが、まあでもその、何といいますか…楽しかったんだよ!悪かったな!
さて、会場の下見も万全といったところで、いよいよエンラッド挑戦。 今回はドーム球場での反省を踏まえ、分かれて行動することはせず、4人一緒に回ることにしました。 単純にパネルのヒントを回収するだけなら二手に分かれた方が効率的ですが、 結局、その焦りのせいでもっと重要な手掛かりを見落とすという陥穽に嵌ってしまったのが、これまでの失敗の原因。 序盤のスピードを多少犠牲にしてでも、最初にきちんと情報を集め、後半の律速を防ぐ。 これが今回の我々の作戦でした。
この作戦が功を奏し、落ち着いて4人でじっくりと謎を解きながら歩いて回ったのですが、 全てのステップにおいて詰まることなく順調に進み、そのまま脱出成功となりました! しかも今回トップ脱出という嬉しいオマケ付き。 40分経過のアナウンスを脱出成功部屋で聞いたので、所要時間は37-38分位でしょうか。 最初の関門、次の関門あたりは全然トップではなかったと思いますが、 結果的には、序盤の多少の遅れを後で取り返すという当初の目論見が実現された恰好です。
そしてDashtzers初の勝利者インタビュー! ヒミツキチ系の公演ではこういう機会がないので、正直かなり気分よかったです。 あ、ちなみに答えたのは私ではないです。 余り調子に乗ったコメントはしないように釘をさしておきはしましたが(笑)。
さて今回の「魔法禁書エンラッドからの脱出」、まず会場のマジクエストが雰囲気抜群で素晴らしい! そして謎に使用されるアイテム、ギミックが凝っているなあという印象です。 謎自体は標準的といいますか、割とメソッド感が強かった気がします。 今回の参加メンバーはDashtzersの中でも特にメソッド力の高い方から4人集めたような感じであったため、 結果的には得意分野であったといえるでしょう。 逆に経験の浅い9号、11号などにとっては厳しい内容だったと思われ。
リアル脱出ゲームには色々なタイプ(アジト系、ヒミツキチ系、大会場系など)の公演があり、 それぞれ特有の良さがあり単純に比較は出来ないですが、 個人的には競馬場や巨大神殿、ドーム球場のような大会場系が最も好きです。 大量の人間が動くお祭り感もありますし、実際に体を動かして普段行かないような会場中を探索しながら謎を解くのが問答無用で楽しいですし、会場を利用した大掛かりな仕掛けがあったりすると、それだけで大興奮です。
まあ悉く失敗して心折られている訳ですがね!
エンラッドはそれらに比べるとそれ程会場が広い訳ではないですが、今までありそうでなかった規模の個人戦ということで、 とても楽しませて頂きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿