【■■■■■■■■II世の邪気眼レポ】ファウンテンテラスホテルの不思議な部屋【東京ボウズ】

・東京ボウズ
・2014/1/22, ファウンテンテラスホテル
・7号

（※この記事は■■■■■■■■II世の記憶を■■■■■■■■III世がまとめたものです。）

ファウンテンテラス
ホテルの不思議な部屋

ある時期になると、暗号めいたものが現れるという不思議な現象が起こる通称「不思議な部屋」。 今回はいつもよりも大規模なようで、部屋以外のさまざまなところにも不思議が現れはじめています。 一刻も早く不思議の謎を解明しなければ、広がり続ける不思議がホテル全体を包み込んでしまいます…。

　…来てしまった。苦節○○年。ついに、とうとうこの地に降り立った。

　生涯、足を踏み入れることはなかろうと思っていた天上の楽園。

　別世界の住人しか立ち入ることが許されないであろう、禁断の地。

　神に祝福されし者たちが集う夢の国。



　T・D・L　！



　…の手前まで。（´・ω・`）

　圧倒的なオーラを放つ夢の国の鼻先をかすめるようにして向かう先は、ファウンテンテラスホテル。 東京ボウズがホテルに謎を仕掛けたという噂を聞きつけ、仕事を早々に切り上げて平日に突撃しました。

　……一人で。（´・ω・`）

　誰か誘おうかとも思ったのですが、ソロで挑戦できるイベントがもともと余りないのと （SCRAPの大型会場系はソロで攻略できる気が全くしませんので…）、 平日に一人で立派なホテルに宿泊する贅沢もたまには悪くないか、などという謎の衝動に駆られ、ソロでやって参りました。

　しかし謎解き開始するなり、その選択が誤りだったことに気付きます。

　大体にして、謎解きというものは始めに手軽な小謎があって、それを解いていくと発想力の試される中謎、 そして最後に一筋縄ではいかない大謎、というのが典型的な構成なわけです。

　ともーじゃん？

　まずはベッドにでも寝っ転がって、軽いのから解いていくか、みたいな緩んだ気持ちで最初の謎を眺めていると。

　ーん？

　ちょっと様子がおかしいですねえ。まあ他のやつから見てみましょうか。

　んん？　ん～～～？

　ま、まあまだ他にも資料はありますから。

　……あかん。これ、ガチなやつや

　最初から既に、広大なホテル内を探索してヒントを集めないとどうしようもない、歯応えのある謎ばかりでした。 しかも、あからさまにヒントがででん、と貼ってある類のものではなく、 かなり注意しないと普通に見逃すレベルで、更にヒントを発見してから解くのも一筋縄ではいかないという。

　うひー、誰か助けて！　ホテル広すぎんよ～

　一通り探索し終わった段階で早くも疲れ果てて、一人で来たことを後悔。 フィジカル０認定されている私には少々荷が重い作業でした。

　しかし何より、一人での謎解きの怖い所は律速時の対応です。 詰まったときに、会場内のヒントを見逃しているのか、ヒントは揃っているけど単に発想が足りていないだけなのか、 の判断が難しい。数人いれば、そこら辺の役割を分担することが容易なのですが…。

　結局、ホテルのスタッフからヒントをもらった部分もありましたが、 24:00の解答提出には何とか間に合いました。 そこ以外はそれほど律速の印象はないのですが、それでも振り返ってみると、 夕食を挟みながらですが、５時間程度はかかったことになります。

　どういうことなの…。

　この数字から想像される通りボリュームは相当なもので、全てが終わった後はぐったり。 しかしこれだけのボリュームの謎を一人で全て堪能できた、ということで疲労感を越えるだけの満足感がありました！

　お腹いっぱい…もう動けない。

　少し前にホテル大箱根の「怪盗クロタマゴからの挑戦状」にも行ったのですが、 あちらは序盤の謎は易しめで、最後にかけて徐々に難しくなっていくという、おそらく謎解き初心者を意識した構成でした。 一方、こちらは最初からエンジン全開のジャンキー向けという感じで、 同じ「ホテルを利用した謎解きイベント」とはいっても毛色は全く違います。 ここら辺、やっぱり各団体さんの色が出ていて面白いなあ、と感じました。


ホテル名物の中庭の泉の写真。なんかゲームのCGみたいな感じに（笑）