・2号、 4号、 7号
・失敗
(※1号注:このコーナーは7号こと■■■■■■■■による、 やや癖の強い脱出レポです。)
リアル脱出ゲーム ZEPP TOUR 第2弾
潜水艦ポセイドン号からの脱出
その深海には、謎がひそむ。
日本海南部にある海溝で、水温が急上昇するという現象が起こった。あなたたちは、調査潜水艦ポセイドンに乗り込み現地へ急行する。 しかし、現場到着直後に潜水艦は制御不能になり、どんどん沈下していく。 この海域では、異常な何かが起こっている。 異常気象か、それとも正体不明の怪物が棲息しているのか? このペースで沈んでいくと水圧により一時間後に潜水艦は崩壊する。 さあ、あなたは、この深海で起こる異常な謎を解き明かすことが出来るだろうか?
初参加の「時空研究所の脱出」が、脱出失敗したとはいえ、余りにも楽しかったため、早くも次なるイベントへの参加を決意しました。それがこの Zepp tour 第二弾、「潜水艦ポセイドン号からの脱出」。
実は以前、本公演の Web page 上の謎解き検定をやったことがあり、その結果「あんたバカ?」「そんなんで脱出できると思ってるの?」「舐めてんの?」「馬鹿なの?死ぬの?」「マーガリンはクソ」などと散々な言われようだったので、これは積年の恨みを晴らす絶好の機会とばかりに飛びついたわけです。
参加は 2013/9/15, 午前の回。
朝家を出ようとすると、文字通りバケツをひっくり返したかのような大雨で早くも心が折れそう。
「これがポセイドンの怒りか...」
と中二的な設定に思いを馳せつつ、割と本気で外出は控えた方がよいかと考えたのですが、雨雲がすぐに通り過ぎてくれることを祈って出発。 会場に着く頃には雨は止んでいましたが、何とも幸先の悪いスタートです。
会場の Zepp Divercity Tokyo で2号(マッゾ博士)、 3号(HAM)、 4号(メソドロジー)、 (6号)と合流。 5人チームでの参加を目指していましたが、受付で3人チームと2人チームに分かれるようお願いされたので、やむなく別行動に。 その結果、2号、4号、私の3人と、我々と似たような風情の同じく3人組の方達とで6人チームを組むことになります。
そちらの3人組の方は1人が脱出常連、あとの2人は未経験者ということでした。 平均的な経験度という意味では、我々と似たり寄ったりといったところでしょうか。 割とすぐに打ち解けて、ヒントを収集する係決めなどの打ち合わせは万全。
そしていよいよ公演スタート。
調査員として潜水艦に乗り込んだ我々一同。 緊張感を煽るオープニングが素晴らしい出来映えです。
「テンション上がってきた」
イ○ロー顔負けのヒット率で次々と(主に初対面の3人組の力で)謎を解いて行き、20分余りを残した状態で早々と大謎をクリア。 素晴らしいペースです。
しかしここからがポセイドンのポセイドンたる所以。 結局、この後何をしていいか分からず、無為に時間はすぎさりタイムアップ。 調査員としては失格の烙印を押されます。
馬鹿な... 誇りが足りないだと...?
歯軋りを隠せない私。 しかし最後の解説を聞き、参加者一同思わず唸ります。
完全に発想の外だった訳ですが、真に物語の登場人物として行動するのであれば、それはまさに取るべき行動であったと反省させられる絶妙な匙加減。 完敗ですが、見事という他はありません。
脱出失敗という結果でしたが、今回の「潜水艦ポセイドン号からの脱出」は、物語と密接に絡んだ謎、物語への没入感、それを引き立てる演出、どれをとっても傑作と呼ぶにふさわしい出来映えだと思います。
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